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黒谷 <3168> が9月13日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年8月期の連結経常損益を従来予想の2億9100万円の黒字→2億8900万円の赤字(前の期は6億7600万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常損益も従来予想の5億5200万円の黒字→2800万円の赤字(前年同期は2億7700万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当連結会計年度における当社グループを取り巻く環境は、前年度後半からの米中貿易摩擦が長期化したことで、米国経済は底堅い動きをしたものの、中国をはじめ世界経済全体では減速の動きが強まりました。特に7月までは、貿易交渉合意期待への思惑から6,000ドルを挟んだボックス圏で推移していましたが、8月に入って米中双方による報復関税の応酬となり一気に摩擦が激化、加えて英国の「合意なき離脱」への傾斜や、各地での地政学的リスクの高まりもあり不透明感が一段と強まりました。 このような外部環境により、当社グループの主力取扱商品価格に影響を及ぼす銅価格は、低価格水準でのもみ合いの動きから年度末にかけて底割れし、LME銅Cash価格で2年2か月ぶりの安値(5,653ドル)を付けたことにより、期中平均LME銅 Cash価格は6,097.8ドル(前年比9.4%減)、円ベース期中平均価格でも673.6円(同9.3%減)となり年度最安値で年度末を迎えました。 この結果、販売数量につきましては前年比でインゴット、スクラップともほぼ横這いにて推移致しましたが、前述の市況低迷による影響から利鞘縮小、在庫評価損失の発生などにより利益面では、売上総利益でインゴットが前年比△68.7%減益、スクラップも同△36.1%減益となり、営業利益段階で赤字計上となる見込みです。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常損益も従来予想の5億5200万円の黒字→2800万円の赤字(前年同期は2億7700万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当連結会計年度における当社グループを取り巻く環境は、前年度後半からの米中貿易摩擦が長期化したことで、米国経済は底堅い動きをしたものの、中国をはじめ世界経済全体では減速の動きが強まりました。特に7月までは、貿易交渉合意期待への思惑から6,000ドルを挟んだボックス圏で推移していましたが、8月に入って米中双方による報復関税の応酬となり一気に摩擦が激化、加えて英国の「合意なき離脱」への傾斜や、各地での地政学的リスクの高まりもあり不透明感が一段と強まりました。 このような外部環境により、当社グループの主力取扱商品価格に影響を及ぼす銅価格は、低価格水準でのもみ合いの動きから年度末にかけて底割れし、LME銅Cash価格で2年2か月ぶりの安値(5,653ドル)を付けたことにより、期中平均LME銅 Cash価格は6,097.8ドル(前年比9.4%減)、円ベース期中平均価格でも673.6円(同9.3%減)となり年度最安値で年度末を迎えました。 この結果、販売数量につきましては前年比でインゴット、スクラップともほぼ横這いにて推移致しましたが、前述の市況低迷による影響から利鞘縮小、在庫評価損失の発生などにより利益面では、売上総利益でインゴットが前年比△68.7%減益、スクラップも同△36.1%減益となり、営業利益段階で赤字計上となる見込みです。
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