リックが続落、第１四半期は純利益で２２．１％減

　リックコーポレーション＜3147.T＞が続落。同社は８日の取引終了後、今１６年２月期の第１四半期（３～５月）連結決算を発表。売上高７４億５０００万円（前年同期比１．９％増）、営業利益２億４３００万円（同５．３％増）、純利益９１００万円（同２２．１％減）となった。
　ホームセンター事業では新規ポイントカード会員の獲得キャンペーンの実施やモバイルアプリなどの販売促進ツールの活用による顧客の囲い込みなどを実施。ペット事業ではトリミング部門で、ペット用スパ・炭酸泉などのオプションメニューを充実させるなど付加価値提案を行っている。一方、法定実効税率変更に伴う法人税などの増加があったことから純利益では減益となった。
　通期業績は売上高２９８億６８００万円（前期比６．０％増）、営業利益５億１１００万円（同３３．５％増）、最終損益１億３３００万円の黒字（前期１億３８００万円の赤字）と従来見通しを据え置いた。

リックの株価は１０時４０分現在７８０円（▼３０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）