ジェーソン、前期経常を8％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も4円増額

　ジェーソン <3080> [ＪＱ] が3月29日大引け後(16:30)に業績・配当修正を発表。21年2月期の連結経常利益を従来予想の11.9億円→12.8億円(前の期は7.8億円)に8.3％上方修正し、増益率が50.8％増→63.4％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.3億円→3.3億円(前年同期は3.2億円)に41.8％増額し、一転して5.0％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の9円→13円(前の期は9円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　令和3年2月期の業績は、新型コロナウイルス感染症が蔓延している状況において、巣ごもり需要の拡大により、当社の主力である生活必需商品の販売が好調に推移し、同時に当社の低価格戦略が支持されたことで売上高が増加となり、また販売費等の削減効果もあり各段階利益は大幅に増加いたしました。

　当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要課題のひとつと考えており、将来の事業展開と財務体質の強化等のための内部留保を確保しながら、安定した配当を継続実施していくことを基本方針としております。この方針に基づき、当期業績が順調に推移したことを踏まえ、期末配当予想を従来の9円から4円増額し、1株当たり13円に変更いたします。なお、剰余金の配当につきましては、本年5月27日開催予定の当社定時株主総会で正式に決定されます。