ＤＤホールディングス---19年2月期は2ケタ増収、年2回の配当方針と期末配当金の増配も発表

ＤＤホールディングス<3073>は12日、2019年2月期連結決算を発表した。売上高が前期比13.1%増の509.73億円、営業利益が同4.0%減の21.15億円、経常利益が同0.4%増の22.32億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.4%増の10.85億円となった。

飲食事業の売上高は前期比14.5%増の416.37億円、セグメント利益は同15.2%減の30.18億円となった。既存ブランドのブラッシュアップを継続的に実施し、広告媒体の最適化などを行い顧客満足度の向上に努め、ブランドポートフォリオ拡充のための業態開発にも注力した。国内においては、首都圏以外の地域にも積極的に出店し、海外ではZETTON,INC.が新規ブランドでの出店を強化した。当年度の店舗展開状況は、18店舗の新規出店、7店舗の業態変更、15店舗の退店により、計373店舗となった。

アミューズメント事業の売上高は前期比7.1%増の93.36億円、セグメント利益は同9.6%増の16.86億円となった。各店舗において各種キャンペーンを継続的に実施するとともに、店舗内で複数コンテンツを楽しめるよう、回遊性の向上にも継続して注力した。さらに複合カフェでは、映画等のコラボレーション施策を実施するなど、アミューズメント事業各店舗において新規顧客の獲得並びに既存顧客の満足度向上に努めた。当年度の店舗展開状況は、1店舗の新規出店、1店舗の退店により計55店舗となった。

2020年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.3%増の577.30億円、営業利益が同10.6%増の23.40億円、経常利益が同5.3%増の23.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.8%増の11.70億円を見込んでいる。なお、期末配当の年1回実施から、中間配当と期末配当の年2回実施に変更し、2020年2月期より中間配当を実施することに加え、期末配当金を18.00円とすることを発表した。

＜SF＞