Ｊグループ、今期経常を43％上方修正、未定だった配当は3期ぶり3円で復配

　ジェイグループホールディングス <3063> [東証Ｇ] が1月29日大引け後(18:30)に業績・配当修正を発表。24年2月期の連結経常損益を従来予想の1億4000万円の黒字→2億円の黒字(前期は9億0100万円の赤字)に42.9％上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1300万円の黒字→7300万円の黒字(前年同期は2億8900万円の赤字)に5.6倍増額した計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当を3円実施し、3期ぶりに復配する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　経済活動が順調に回復基調になり、年末年始の需要も高まりました。　また、物価高、エネルギー価格の上昇などの影響はあるものの、既存店舗のリニューアル、新業態の開発、生産性の向上や本社費用の削減などに取り組んだことにより収益性も向上しました。　これらを踏まえ、2024年２月期通期連結業績予想につきましても、連結売上高、連結営業利益、連結経常利益、親会社株主に帰属する連結当期純利益が、2023年10月10日に公表した業績予想を上回る見込みとなりましたので、業績予想を上方修正いたします。連結営業利益は、過去最高益となる予想です。　なお、業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって業績予想値と異なる場合があります。

　　当社は、株主への利益還元を経営上の重要政策の一つと位置づけ、安定した配当の維持を基本に、業績や財務状況等を勘案して配当による利益還元を継続的に実施することを基本方針としております。　新型コロナウィルス感染症の影響により配当予想については未定としておりましたが、2024年２月期通期連結業績予想や財務状況等を総合的に勘案した結果、期末配当につきましては、普通配当１円50銭と連結営業利益が過去最高益となる予想のため特別配当1円50銭の合計１株当たり３円00銭の配当とさせていただきます。 　なお、株主優待制度についても引き続き従来　通り継続実施させていただきます。