ペッパー、今期最終を赤字拡大に下方修正、対純資産で46％の赤字

　ペッパーフードサービス <3053> [東証Ｐ] が11月14日大引け後(16:30)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の最終損益(非連結)は14.3億円の赤字(前年同期は1.9億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の10.9億円の赤字→14.9億円の赤字(前期は3.8億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を45.6％毀損する規模となった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の最終損益も従来予想の2.2億円の赤字→6.3億円の赤字(前年同期は5.7億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の最終損益は5.7億円の赤字(前年同期は0.1億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-9.8％→-13.1％に大幅悪化した。

株探ニュース