クリエイト、今期経常を19％上方修正、配当も8円増額

　クリエイト <3024> [東証Ｓ] が1月20日大引け後(17:00)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の4.3億円→5.1億円(前期は3.2億円)に18.6％上方修正し、増益率が30.7％増→55.0％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.3億円→2.1億円(前年同期は3.3億円)に60.6％増額し、減益率が61.1％減→37.5％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の14円→22円(前期は12円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　連結業績 原材料の高騰に伴う製品の値上げ、半導体不足や中国のロックダウンによる部品供給の遅延が生じた一方で、グループ会社ダイドレの商品並びに耐火二層管や重点拡販商品である塩ビ商品などの売上が想定を上回り、当期の連結売上高は順調に推移しております。 また、株式会社ハネイシの連結子会社化等組織再編により、親会社株主に帰属する当期純利益が想定を上回ったことにより連結業績予想を上方修正することとします。個別業績 原材料の高騰に伴う製品の値上げ、半導体不足や中国のロックダウンによる部品供給の遅延が生じた一方で、グループ会社ダイドレの商品並びに耐火二層管や重点拡販商品である塩ビ商品などの売上が想定を上回り、当期の売上高は順調に推移しております。 また、株式会社ハイライトの吸収合併等組織再編により、当期純利益が想定を上回ったことにより業績予想を上方修正することとします。

　株主の皆様への利益還元を経営の最重要課題の一つとして位置付けており、業績及び財務状況を総合的に勘案し配当を行っております。 上記方針及び業績動向等を総合的に勘案した結果、2023 年３月期の期末配当において、１株当たり配当予想10円より６円増配し、16 円に修正することといたしました。設立75 周年記念配当について 当社は、2023 年３月31 日をもちまして設立75 周年を迎えます。これもひとえに株主の皆様をはじめ、関係各位の温かいご支援の賜物と心より感謝申し上げます。 つきましては、株主の皆様に感謝の意を表すため、2023 年３月期の期末配当において、１株当たり２円の設立75周年記念配当を実施することといたしました。これにより、2023 年３月期の期末配当は、普通配当16 円に記念配当２円を合わせた18 円となる予定であります。