神栄、前期経常を23％下方修正、配当を30円に修正

　神栄 <3004> が4月20日後場(14:00)に業績・配当修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の8億円→6.1億円(前の期は9.1億円)に22.9％下方修正し、減益率が12.8％減→32.7％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.8億円→1.9億円(前年同期は7億円)に47.9％減額し、減益率が45.7％減→71.7％減に拡大する計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の30～50円→30円(前の期は10→1の株式併合前で5円)に修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　物資関連の防災関連分野において大型プロジェクトの開始が次期以降にずれ込んだことや、繊維関連においてアパレル小売分野とレッグウエア分野の不振が続いたことなどにより、親会社株主に帰属する当期純利益が、前回発表予想を下回る見込みであります。

　　平成30年３月期の期末配当予想につきましては、これまで１株当たり30～50円としておりましたが、上記の通期業績予想を踏まえ、１株当たり30円に修正いたします。（注）上記の予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて判断したものであり、実際の業績は、今後様々な要　　　因によって予想数値と異なる可能性があります。