決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … サムティ、スターマイカ、パレモ・ＨＤ (3月31日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月30日から3月31日の決算発表を経て4月3日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.3　スターマイカ <2975>
　23年11月期第1四半期(22年12月-23年2月)の連結経常利益は前年同期比41.3％減の11.4億円に落ち込み、12-5月期(上期)計画の21.9億円に対する進捗率は5年平均の57.8％を下回る52.3％にとどまった。

▲No.4　サムティ <3244>
　22年11月期の連結経常利益は前の期比78.2％増の144億円に拡大したが、23年11月期は前期比23.8％減の110億円に減る見通しとなった。

▲No.5　ヤシマキザイ <7677>
　23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結営業損益は4300万円の赤字(前年同期は7100万円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2778> パレモ・ＨＤ 　東Ｓ 　 -12.81 　　3/31　本決算　　　　4.31
<3321> ミタチ産業 　　東Ｓ　　 -4.77 　　3/31　　　3Q　　　 35.50
<2975> スターマイカ 　東Ｐ　　 -3.83 　　3/31　　　1Q　　　-41.34
<3244> サムティ 　　　東Ｐ　　 -1.28 　　3/31　本決算　　　-23.83
<7677> ヤシマキザイ 　東Ｓ　　 -1.23 　　3/31　　　3Q　　　-63.48

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした4月3日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース