石井食、前期経常を一転赤字に下方修正

　石井食品 <2894> [東証２] が4月26日大引け後(17:50)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常損益を従来予想の1億6000万円の黒字→1000万円の赤字(前の期は1億7000万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2億0500万円→3500万円(前年同期は2億2000万円)に82.9％減額し、減益率が6.8％減→84.1％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　1お正月料理の原材料国産化による価格上昇により販売先が減少。売上単価が上がるも販売数量減少により売上高減少。2プライベートブランド商品等の低価格商品は価格競争が激しく売上高が減少。3新商品の地域食材商品は、新規販売チャネル開拓が進まず苦戦。上記1から3が主要因となり売上計画未達により売上高が予想数値を下回り、人件費の削減等の業務改善による売上原価、販売費及び一般管理費等の削減を図って参りましたが、売上高減少分を賄うことが出来ず、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回予想値を下回る見込みであります。※上記の予想は、本資料の発表日において入手可能な情報に基づき作成したものであり、今後の様々な要因によって予想値と異なる可能性があります。