はごろも、前期経常を55％上方修正

　はごろもフーズ <2831> [東証２] が5月8日大引け後(15:30)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の22億円→34億円(前の期は18.6億円)に54.6％上方修正し、増益率が17.8％増→82.1％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.4億円→17.5億円(前年同期は3.9億円)に3.2倍増額し、増益率が39.4％増→4.5倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当連結会計年度においては、健康ニーズに適合した「オイル不使用シーチキン」が好調で、売上高は堅調に推移してきました。また、新型コロナウイルスの感染防止対策として実施された外出自粛や小中高校の休校等の要請により、家庭用のパスタや包装米飯、缶詰の需要が増加し、当連結会計年度における売上高は前回発表予想に比べて24億52百万円増加し、828億52百万円となる見込みです。また、主要な原材料であるきはだまぐろやかつおを、年間を通じて安定した価格で調達できたこと等により、営業利益は11億67百万円増の30億67百万円、経常利益は12億２百万円増の34億２百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は８億16百万円増の23億16百万円となる見込みです。（注）業績予想は発表日現在において入手可能な情報にもとづき作成されたものであり、実際の業績は今後様々な要因により予想数値と異なる場合があります。