ハニーズＨＤ、前期経常を37％上方修正、配当も10円増額

　ハニーズホールディングス <2792> が6月27日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。19年5月期の連結経常利益を従来予想の34億円→46.6億円(前の期は28.4億円)に37.1％上方修正し、増益率が19.3％増→63.6％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常利益も従来予想の17.2億円→29.8億円(前年同期は14.9億円)に73.2％増額し、増益率が15.0％増→99.3％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の20円→30円(前の期は20円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　国内においては、客数が10か月連続で前年を上回り、既存店売上高が好調に推移したことから、売上高が前回予想を上回る見込みであります。利益面につきましては、売上総利益が計画を上回り、また、販売費及び一般管理費が計画を下回ったことから前回予想を大幅に上回る見込みであります。　一方、中国においては、昨年10月に解散を決定し、清算業務も順調に進展していることから、売上高、損失ともに計画通り着地する見込みであります。　以上の結果、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回発表予想を上回る見込みであります。

　　当社は、株主の皆様への利益還元と、新たな事業展開に向けた内部留保の充実を勘案し、連結配当性向30％を目途とすることを配当政策の基本方針としております。　このような方針のもと、2019年５月期の配当予想につきましては、本日の業績予想の修正を踏まえ、前回予想から10円引き上げ、１株当たり20円に修正いたします。これにより、年間の予想配当金は30円となります。（注記）　上記業績予想は、本資料の発表日現在に入手可能な資料を基に作成したものであり、実際の業績は、様々な要因により、予想数値と異なる可能性があります。