ハニーズ、今期経常を24％下方修正

　ハニーズ <2792> が1月10日大引け後(15:00)に決算を発表。17年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益は前年同期比8.4％増の12億円に伸びた。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の33億円→25億円(前期は11.4億円)に24.2％下方修正し、増益率が2.9倍→2.2倍に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常利益は前年同期比35倍の12.9億円に急拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比11.4％増の12.7億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の8.3％→7.5％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、国内は、８月９月と度重なる台風の上陸により売上が伸びず、中国においては、百貨店等の集客が落ちて、前回の予想を下回る見込みであります。　利益面につきましては、国内、中国ともに売上が計画を下回り、また、国内においては、アセアンシフト効果により、売上総利益率が計画を上回るものの、全店舗において店舗設備の充実を図るため販売費及び一般管理費が増加することから、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が計画を下回る見込みとなりました。　当社といたしましても、引き続き既存店活性化や経費削減等に努めてまいりますが、第２四半期累計期間の業績及び下期の見通しを踏まえ、平成29年５月期通期業績予想を修正することといたしました。（注記）　上記の業績予想は、本資料の発表日現在に入手可能な資料を基に作成したものであり、実際の業績は、様々な要因により、予想数値と異なる可能性があります。