ミュチュアル、前期経常を23％上方修正

　ミューチュアル <2773> [東証Ｓ] が5月16日大引け後(15:30)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の6.7億円→8.3億円(前の期は12.9億円)に22.7％上方修正し、減益率が47.9％減→36.0％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.2億円→7.7億円(前年同期は6.6億円)に24.8％増額し、一転して16.4％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　 個別業績予想につきましては、期末に計画していた大口案件の納品・検収が概ね予定通り完了したことに加え、翌期以降に計画していた案件が一部前倒しで計上できたことで、売上高は計画比3.3％増の8,262百万円となる見込みであります。損益面につきましては、上記増収効果に加え売上高総利益率が原価低減努力により計画比1.4ポイント改善、また、販売費及び一般管理費の低減効果により、経常利益は計画比36.2％増の789百万円、当期純利益は計画比46.0％増の541百万円となる見込みであります。　 連結業績予想につきましては、連結子会社の業績は若干計画値を下回りましたが、上記個別業績予想修正の影響により、前回公表数値をすべて上回る見込みであります。（ご注意）　 上記業績予想につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。