ＹＫＴ、今期経常を55％下方修正

　ＹＫＴ <2693> [東証Ｓ] が11月2日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比57.4％減の3.9億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の7.5億円→3.4億円(前期は12.3億円)に54.7％下方修正し、減益率が39.3％減→72.5％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の3.4億円の黒字→0.6億円の赤字(前年同期は6.7億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常損益は0.1億円の赤字(前年同期は3.6億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の4.9％→-2.2％に急悪化した。

株探ニュース