オエノンＨＤ、前期経常を32％上方修正・18期ぶり最高益更新へ

　オエノンホールディングス <2533> [東証Ｐ] が1月31日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年12月期の連結経常損益を従来予想の28億円の黒字→37億円の黒字(前の期は6.4億円の赤字)に32.1％上方修正し、18期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の6.9億円の黒字→15.9億円の黒字(前年同期は5.6億円の赤字)に2.3倍増額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、現在集計中の第４四半期会計期間（令和５年10月１日～12月31日）において、市場競争の激化により甲類焼酎やチューハイの売上が想定より伸張しなかったことなどにより、前回発表予想を下回る見込みに修正しております。　一方、営業利益、経常利益につきましては、見込みより原料購入単価及び重油・ガス等エネルギーコストが低下したことによる製造原価の低減、販売費及び一般管理費の減少、製品構成による利益率の上昇などにより、前回発表予想を上回る見込みに修正しております。　また、親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、経常利益の増加のほか、上記１のとおり、法人税等調整額を含めた税金費用の減少などにより、前回発表予想を上回る見込みに修正しております。　この結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、過去最高益となる見込みであります。※業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。