アルクがストップ高カイ気配、第１四半期利益が通期予想を超過達成

　語学教育のアルクが急騰。後場に入りカイ気配でスタートし、３０００円ストップ高の１万６０５０円まで買われたあと、同値のカイ気配となっている。

　１０日午後零時に、１１年１月期第１四半期（１０年２－４月）の連結決算を発表。通期予想を上回る利益を計上したことで、通期業績の増額修正期待が高まったようだ。

　前期が決算期変更に伴う変則決算のため比較はないが、売上高２３億９６００万円、営業利益２億１４００万円、純利益８７００万円だった。主力の教育事業で、インターネットを介しアプリケーションソフトを利用する「アルクネットアカデミー２」が堅調に推移。ｉＰｈｏｎｅ、ｉＰｏｄ　ｔｏｕｃｈなど各種携帯端末向けコンテンツ販売も好調だった。

　同社は、依然として厳しい状況が続くとし、通期予想は売上高７５億８０００万円、営業利益１億２８００万円、純利益２８００万円を据え置いている。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社