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新日本科学のニュース
<動意株・21日>(大引け)=ロングライフ、ユーグレナ、ヒップなど
ロングライフホールディング<4355.T>=ストップ高。同社は20日、NMN(ニコンチンアミドモノヌクレオチド)サプリメント「Long Life NMN」を開発し、予約販売を開始したと発表。これが材料視されているようだ。NMNはビタミンに似た物質で、本来は体内で自然に作られるが、加齢に伴い体内での生産量が減ると、これが原因で老化が進むと考えられている。「Long Life NMN」は、NMNを脂質で特殊コーティング加工を施し、浸透性が高いのが特徴だという。
ユーグレナ<2931.T>=3日ぶり反発。同社は20日、新日本化成(千葉市中央区)が製造・販売する環境浄化製品「AdBlue(アドブルー)」の配送車両に、自社の次世代バイオディーゼル燃料「ユーグレナバイオディーゼル燃料」の使用が開始されたと発表。更なる利用先拡大などが期待されているようだ。ユーグレナバイオディーゼル燃料は、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)と使用済み食用油を原料に使用し、車両自体の内燃機関を変更することなく使用することが可能な次世代バイオディーゼル燃料。バイオ燃料は、燃料の燃焼段階では二酸化炭素(CO2)を排出するが、原料となるユーグレナが成長過程で光合成によってCO2を吸収するため、燃料を使用した際のCO2の排出量が実質的にはプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルを実現する。
ヒップ<2136.T>=急反発で年初来高値更新。20日の取引終了後、集計中の21年3月期単独業績について、売上高が49億2300万円から50億600万円(前の期比7.9%減)へ、営業利益が1億7800万円から2億5800万円(同53.9%減)へ、純利益が2億9600万円から3億6400万円(同4.0%減)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。新型コロナウイルス感染症による影響が長期化するなかで、期末にかけて緩やかな回復を見込んでいたが、一部地域で想定よりも稼働時間の改善が進んだことや、技術者のスキルに応じた継続的な契約交渉の推進によって技術料金が上昇したことなどが要因。また、経費活用の見直しによる販売管理費の抑制なども寄与した。なお同時に、24円を予定していた期末一括配当を30円(前の期24円)に引き上げると発表した。
ファルテック<7215.T>=急反発。20日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について、売上高が690億円から697億円(前の期比18.3%減)へ、営業利益が13億円から19億円(同12.0%減)へ、純利益が7億5000万円から13億5000万円(同24.7%減)へ上振れて着地したようだと発表した。顧客の自動車生産・販売が堅調に推移した影響に加えて、利益率の高い製品の売り上げ構成比が上がったことや、更なるものづくり原価の低減を進めたことが寄与した。
オンコリスバイオファーマ<4588.T>=急伸。20日の取引終了後、現在開発を進めている新型コロナウイルス感染症治療薬「OBP-2011」に関して、新日本科学<2395.T>と共同開発契約を締結すると発表しており、これが材料視されている。「OBP-2011」は、現在までに行われた探索的な薬物動態試験や安全性試験で問題となる毒性の兆候は認められておらず、薬理試験ではブラジル型やロンドン型などの変異型コロナウイルスに対しても効果が期待できることなどが確認されている。現在は、発症初期に対する経口治療薬を目指して前臨床試験が進められており、今回の共同開発契約は今後予定されている前臨床試験の開発スピードを上げ、臨床試験開始までの期間を短縮することが目的。なおオンコリスでは、22年上期には前臨床試験を完了し、直ちに治験届を提出することを目標としている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ユーグレナ<2931.T>=3日ぶり反発。同社は20日、新日本化成(千葉市中央区)が製造・販売する環境浄化製品「AdBlue(アドブルー)」の配送車両に、自社の次世代バイオディーゼル燃料「ユーグレナバイオディーゼル燃料」の使用が開始されたと発表。更なる利用先拡大などが期待されているようだ。ユーグレナバイオディーゼル燃料は、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)と使用済み食用油を原料に使用し、車両自体の内燃機関を変更することなく使用することが可能な次世代バイオディーゼル燃料。バイオ燃料は、燃料の燃焼段階では二酸化炭素(CO2)を排出するが、原料となるユーグレナが成長過程で光合成によってCO2を吸収するため、燃料を使用した際のCO2の排出量が実質的にはプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルを実現する。
ヒップ<2136.T>=急反発で年初来高値更新。20日の取引終了後、集計中の21年3月期単独業績について、売上高が49億2300万円から50億600万円(前の期比7.9%減)へ、営業利益が1億7800万円から2億5800万円(同53.9%減)へ、純利益が2億9600万円から3億6400万円(同4.0%減)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。新型コロナウイルス感染症による影響が長期化するなかで、期末にかけて緩やかな回復を見込んでいたが、一部地域で想定よりも稼働時間の改善が進んだことや、技術者のスキルに応じた継続的な契約交渉の推進によって技術料金が上昇したことなどが要因。また、経費活用の見直しによる販売管理費の抑制なども寄与した。なお同時に、24円を予定していた期末一括配当を30円(前の期24円)に引き上げると発表した。
ファルテック<7215.T>=急反発。20日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について、売上高が690億円から697億円(前の期比18.3%減)へ、営業利益が13億円から19億円(同12.0%減)へ、純利益が7億5000万円から13億5000万円(同24.7%減)へ上振れて着地したようだと発表した。顧客の自動車生産・販売が堅調に推移した影響に加えて、利益率の高い製品の売り上げ構成比が上がったことや、更なるものづくり原価の低減を進めたことが寄与した。
オンコリスバイオファーマ<4588.T>=急伸。20日の取引終了後、現在開発を進めている新型コロナウイルス感染症治療薬「OBP-2011」に関して、新日本科学<2395.T>と共同開発契約を締結すると発表しており、これが材料視されている。「OBP-2011」は、現在までに行われた探索的な薬物動態試験や安全性試験で問題となる毒性の兆候は認められておらず、薬理試験ではブラジル型やロンドン型などの変異型コロナウイルスに対しても効果が期待できることなどが確認されている。現在は、発症初期に対する経口治療薬を目指して前臨床試験が進められており、今回の共同開発契約は今後予定されている前臨床試験の開発スピードを上げ、臨床試験開始までの期間を短縮することが目的。なおオンコリスでは、22年上期には前臨床試験を完了し、直ちに治験届を提出することを目標としている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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