平安レイ、非開示だった今期経常は46％減益、未定だった配当は27円実施

　平安レイサービス <2344> [ＪＱ] が8月7日大引け後(16:50)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比64.1％減の1.4億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比45.7％減の10.2億円に落ち込む見通しを示した。
　同時に、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結経常利益が前年同期比50.5％減の4億円に落ち込む見通しを示した。

　また、従来未定としていた今期の上期配当を13円(前年同期は13円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も14円実施する方針とした。年間配当は27円となる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の16.0％→6.4％に急低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年3月期の業績予想につきましては、2020年5月25日の2020年３月期決算発表時においては、新型コロナウイルスの感染拡大による影響を検証中であり、同時点でその影響額を合理的に算定することが困難であることから未定としておりました。　新型コロナウイルス感染拡大の収束時期や第二波の発生懸念など、不透明感の強い状況にあり、当社におきましても、婚礼部門では予約の延期やキャンセル、葬祭部門では葬儀の小規模化等の影響がございましたが、現時点で入手可能な情報や予測等を精査した結果、各部門ともに直近の業績動向が今年度末まで継続すると判断し、業績予想を公表するものであります。

　　当社グループの利益配分の基本方針は、株主を重視した経営を実現するため、株主に対する利益還元を経営の重要課題の一つとして認識しております。　2020年３月期決算発表時において、2021年３月期配当予想を未定としていましたが、上記方針及び公表した業績予想を考慮し、中間配当予想を13円、期末配当予想を14円といたします。