S安ではだめだね。

アセット・マネは２ケタ減益・減配予想響きストップ安売り気配(東洋経済新報社)
2008/04/14(10:06)
http://minkabu.jp/stock/2337/news/12003

　アセット・マネジャーズ・ホールディングス（２３３７・ＨＣ）は、寄り付きから売り気配を切り下げ５０００円安の５万７０００円売り気配とストップ安、前週末１１日のザラ場ストップ高から急反落している。４月１０日に２００８年２月期業績の上方修正を発表してストップ高と高人気化したが、１１日にその２月期決算を発表、今期業績を前期と同様に２ケタ減益と予想したことに失望し利益確定売りが優勢となっている。同社は、不動産ファンドの組成・運営を主力事業とする不動産流動化関連の中核株だが、今年１月に前期業績の下方修正と減配を発表したことが引き金になり、株価は上場来安値５万４３００円まで急落、不動産株全般の調整相場入りのきっかけとなった。１０日にその減額業績のうち売り上げ、経常利益を上方修正、業績底打ち・反転期待からストップ高を演じた。前期業績はその修正通りに前々期比２４％増収、２２％経常減益、４１％純益減益と増収率を伸ばし、経常減益率を縮小して着地したが、今期は売り上げは続伸するものの利益は連続減益を予想した。売り上げは１１０６億円（前期比５６％増）、経常利益は６２億円（同５４％減）、純利益は２０億円（同６３％減）を見込んだもので、年間配当も７００円（前期実績１８００円）に連続減配する。世界的な金融市場の混乱に伴う株式市況の悪化や不動産取引の停滞の回復には、なお時間が必要として保守的な業績予想となった。再度、最安値確認を続けよう。