ＮＳＳＯＬが後場マイナスに転じる、１５年３月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感強で

　新日鉄住金ソリューションズ<2327.T>が後場マイナスに転じてきた。前引け後に、１５年３月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の１８８０億円から１９５０億円（前期比８．４％増）へ、営業利益を同１３７億円から１５２億円（同２２．４％増）へ、純利益を同８２億円から９２億円（同３０．１％増）へそれぞれ上方修正したが、全般相場が後場一段安となっていることに加えて、材料出尽くし感から売られているようだ。
　システム投資の堅調な回復を受けて、産業、流通・サービス、金融、社会公共の各分野で受注が好調に推移し、プロジェクトの前倒し実行も進んだ結果、業務ソリューション事業を中心に売り上げが計画を上回って推移していることが要因としている。

ＮＳＳＯＬの株価は１２時３６分現在３０３５円（▼４０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）