ドーンが急反落、ライセンス販売の売り上げ減少し第１四半期２１％営業減益

　ドーン<2303.T>が急反落している。７日の取引終了後に発表した第１四半期（６～８月）単独決算が、売上高２億１３００万円（前年同期比２．５％減）、営業利益４３００万円（同２０．８％減）、純利益３０００万円（同２０．７％減）と大幅減益となったことが嫌気されている。

　「ＮＥＴ１１９緊急通報システム」をはじめとする防災や救急にかかわるクラウドサービスの契約数が積み上がり、ストック型の利用料収入は順調に増加した一方、ライセンス販売は大型案件の受注があった前年同四半期と比較して大幅に売り上げが減少した。

　なお、２２年５月期通期業績予想は、売上高１２億２０００万円（前期比９．０％増）、営業利益３億７０００万円（同９．１％増）、純利益２億５３００万円（同６．８％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：MINKABU PRESS