丸大食、上期経常を73％下方修正

　丸大食品 <2288> が10月25日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の13億円の黒字→3.5億円の黒字(前年同期は5.8億円の赤字)に73.1％下方修正した。
　なお、通期の経常利益は従来予想の24億円(前期は1.8億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年３月期第２四半期の業績につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による前年の内食需要拡大の反動影響などから、主力のハム・ソーセージ部門の売上高が前年を下回ったことや、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が９月30日まで延長されたことなどから、外食産業向け業務用商品が引続き低調に推移しましたことから、売上高は前回予想を下回る見込みであります。　利益面につきましては、合理化等のコスト削減に努めましたことから、前年同期と比べ収益は改善しましたが、加工食品事業は減収により収益率の改善が伸び悩み、また、食肉事業は国産牛肉や輸入食肉の仕入価格が急激に上昇し、価格転嫁が遅れたことなどから、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても前回予想を下回る見込みであります。　なお、通期の連結業績予想につきましては、現在精査中であり、2021年11月９日に予定しております第２四半期決算発表時にお知らせいたします。※上記の予想は、発表日現在において当社が入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。