林兼、前期経常を35％上方修正

　林兼産業 <2286> [東証Ｓ] が5月8日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の3.5億円→4.7億円(前の期は9.1億円)に35.1％上方修正し、減益率が61.8％減→48.4％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.4億円→3.7億円(前年同期は2.4億円)に49.4％増額し、増益率が1.2％増→51.2％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　連結業績予想修正の理由2023年３月期の連結業績予想につきましては、売上高が価格改定により増加したことに加え、機能性食品などの販売数量増加や水産物相場の利益率改善などにより、売上高および損益が前回発表を上回る見込みとなりましたので、連結業績予想を修正いたします。個別業績見込み差異について2023年３月期の個別業績見込みにつきましては、売上高は価格改定により前期実績を上回る見込みとなりましたが、価格改定が原価の高騰分に追い付かず、損益は前期実績を下回る見込みです。※上記の予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後、様々な要因によって予測数値と異なる場合があります。