不二家、今期経常を23％下方修正

　不二家 <2211> [東証Ｐ] が10月24日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比85.9％減の5.2億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の39億円→30億円(前期は55.4億円)に23.1％下方修正し、減益率が29.7％減→45.9％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の32.9億円→23.9億円(前年同期は27.6億円)に27.3％減額し、一転して13.4％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常損益は0.8億円の赤字(前年同期は9.3億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の1.5％→-1.7％に大幅悪化した。

株探ニュース