ｎｍｓがストップ高カイ気配に張り付く、強気の海外計画を手掛かりに投機資金集結

　日本マニュファクチャリングサービス<2162.T>が突発人気化、値幅制限上限の８０円高は４０７円でカイ気配に張り付いている。大手製造業を顧客に派遣や請負、受託サービスを展開する。２３日付の日本経済新聞が「（同社は）２０２０年３月期までに、海外売上高を前期の３９０億円から８割増やし、７００億円にする方針」と報じた。人手不足の中国などで人材派遣や請負事業を伸ばすほか、複合機向け電源の受託製造も拡大する方針を伝えており、これを手掛かり材料に投機資金が集結した格好となっている。

　海外において白物家電などの受託製造サービスが不振で、１７年３月期は営業利益段階で４８．５％減の１０億円予想と低迷する見通しにあるが、強気の中期計画が伝えられたことでポジティブサプライズを与えている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）