日新製糖、今期最終を46％下方修正、配当も1円減額

　日新製糖 <2117> [東証Ｐ] が11月8日後場(13:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比53.2％減の4.3億円に大きく落ち込み、従来予想の6億円を下回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の13億円→7億円(前期は17.1億円)に46.2％下方修正し、減益率が24.2％減→59.2％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比66.3％減の2.6億円に大きく落ち込む計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の67円→66円(前期は67円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比98.2％減の700万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.4％→1.0％に大幅悪化した。

株探ニュース