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三機工業が戻り足、サブコン業界に吹く順風が株価後押し
三機工業<1961.T>が戻りに転じている。株価は2月1日にマドを開けて買われ4ケタ大台に復帰、翌2日も売り物を吸収し「並び赤」と称される陽線2本を示現。その後は全般地合い悪に流されひと押し入れたものの、きょうは4日ぶりに上値再挑戦の動きとなった。
設備工事大手で三井系の強みを存分に発揮し、主力のビル空調や産業空調などで受注を伸ばしている。同社などサブコン業界は「14年6月に公共工事の品質確保の促進に関する法律が施行された効果で、ゼネコンから発注される設備関連工事の利益採算が総じて改善傾向をたどっている」(市場関係者)といわれている。同社はその恩恵を受けているほか、2020年の東京五輪をにらんだ都市再開発の流れも収益チャンスを生んでいる。
本業の儲けを表す営業利益については、16年3月期に前期比倍増の60億円を計画するが、市場では「5~10億円程度の上振れ余地が大きい」(国内中堅証券)との指摘がある。また、続く来期も高採算のリニューアル工事が拡大基調にあることや、工事単価の上昇効果を考慮して2ケタ前後の成長を見込む声が強いようだ。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
設備工事大手で三井系の強みを存分に発揮し、主力のビル空調や産業空調などで受注を伸ばしている。同社などサブコン業界は「14年6月に公共工事の品質確保の促進に関する法律が施行された効果で、ゼネコンから発注される設備関連工事の利益採算が総じて改善傾向をたどっている」(市場関係者)といわれている。同社はその恩恵を受けているほか、2020年の東京五輪をにらんだ都市再開発の流れも収益チャンスを生んでいる。
本業の儲けを表す営業利益については、16年3月期に前期比倍増の60億円を計画するが、市場では「5~10億円程度の上振れ余地が大きい」(国内中堅証券)との指摘がある。また、続く来期も高採算のリニューアル工事が拡大基調にあることや、工事単価の上昇効果を考慮して2ケタ前後の成長を見込む声が強いようだ。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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