積水ハウスの７月中間期営業利益は４４％増で過去最高、自社株買いも発表

個別株 minkabuPRESS 投稿:2019/09/05 16:52

　積水ハウスがこの日の取引終了後、第２四半期累計（２～７月）連結決算を発表しており、売上高１兆２０７８億円（前年同期比２０．５％増）、営業利益１１３０億４１００万円（同４３．７％増）、純利益７７４億４４００万円（同３３．９％増）と上期として営業最高益を更新した。

　主力の戸建住宅事業で、実質的なエネルギー収支がゼロになるＺＥＨ（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）の販売好調が牽引した。また、リフォーム事業、不動産フィー事業などストック型ビジネスが堅調だったほか、米国の賃貸住宅開発事業をはじめとする国際事業も好調に推移し業績を押し上げた。

　なお、２０年１月期通期業績予想は、売上高２兆３６７０億円（前期比９．６％増）、営業利益２０５０億円（同８．３％増）、純利益１３９０億円（同８．１％増）の従来見通しを据え置いている。

　同時に、５００万株（発行済み株数の０．７３％）、または１００億円を上限とする自社株買いを発表した。取得期間は９月６日から２０年１月３１日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行及び資本効率の向上を通じて株主利益向上を図るために取得するとしている。

出所：minkabuPRESS