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<マーケットアイ>=仕手系材料株が乱舞、個人投資家資金が復活の狼煙(2)
ただし、指数だけを見ると全体を見誤る可能性が高い。というのも、主力株が押し目を形成する傍らで、個別の仕手系材料株が乱舞する動きがみられたからだ。売買代金の1位と2位をオリエントコーポレーション<8585.T>とアイフル<8515.T>のノンバンク2銘柄が占め、引けこそ安くなったが、ザラ場は異彩を放つ上昇をみせた。このほか、明和産業<8103.T>や日本カーバイド工業<4064.T>、中山製鋼所<5408.T>、三井松島産業<1518.T>といった往年の仕手系材料株がここぞと値を飛ばしている。PS三菱<1871.T>、日本橋梁<5912.T>など投機マネーが好む橋梁株の急動意も目を引く。
これについて、市場関係者は今年から始まった信用取引の証拠金規制緩和が、材料株人気の起爆剤となったという見方を示す。「個人投資家などが、反対売買をすれば同一の証拠金で1日に何度でも取引可能になったことで、デイトレード資金を市場に誘致する呼び水となっている」(国内ネット系証券大手)という。
主力株からの資金シフトは起きているが、市場に流入する個人投資家の資金はむしろ厚みを増しているという指摘である。
これはジャスダック市場やマザーズ市場が、東証1部を横目に上げ足を加速している動きからも察することができる。個別材料株への物色意欲は旺盛であり、きょうは個人投資家の市場回帰を新たに暗示する相場展開であったともいえそうだ。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
これについて、市場関係者は今年から始まった信用取引の証拠金規制緩和が、材料株人気の起爆剤となったという見方を示す。「個人投資家などが、反対売買をすれば同一の証拠金で1日に何度でも取引可能になったことで、デイトレード資金を市場に誘致する呼び水となっている」(国内ネット系証券大手)という。
主力株からの資金シフトは起きているが、市場に流入する個人投資家の資金はむしろ厚みを増しているという指摘である。
これはジャスダック市場やマザーズ市場が、東証1部を横目に上げ足を加速している動きからも察することができる。個別材料株への物色意欲は旺盛であり、きょうは個人投資家の市場回帰を新たに暗示する相場展開であったともいえそうだ。
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