名工建、今期経常を15％上方修正

　名工建設 <1869> [名証Ｍ] が1月27日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比14.6％減の47.7億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の48億円→55億円(前期は73.1億円)に14.6％上方修正し、減益率が34.4％減→24.8％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の21.7億円→28.7億円(前年同期は37.3億円)に32.3％増額し、減益率が41.9％減→23.2％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比6.3％増の21.4億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の8.8％→8.6％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　令和５年３月期通期連結の業績は、前回予想より工事利益率の上昇が見込まれ、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益とも増加する見込となりました。