土屋ＨＤ、前期経常を26％下方修正

　土屋ホールディングス <1840> [東証Ｓ] が12月2日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年10月期の連結経常利益を従来予想の2.5億円→1.8億円(前の期は4.2億円)に25.6％下方修正し、減益率が41.6％減→56.5％減に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の1.7億円→9.2億円(前の期は2.3億円)に5.4倍上方修正し、一転して3.9倍増益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の連結経常利益も従来予想の12.6億円→11.9億円(前年同期は11.8億円)に5.1％減額し、増益率が6.1％増→0.7％増に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期の連結業績予想につきましては、住宅事業において、第４四半期の施工が例年以上に集中し、一部物件の引渡しが剥落したこと及び分譲住宅の販売が計画通りに進まなかったことなどから売上高が前回予想を下回る見込みとなりました。利益面においても、売上高の減少に伴い売上総利益が減少となり、営業利益、経常利益ともに当初予想を下回る見込みであります。　また、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、2024年10月29日に公表いたしました「連結子会社の固定資産の譲渡及び特別利益の計上に関するお知らせ」のとおり、固定資産売却益を特別利益として計上したことから、上記のとおり修正をいたしました。　なお、期末配当予想につきましては、現時点では変更しておりませんが、本決算確定時にお知らせいたします。※本資料の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。