ニチモ向け債権に取り立て不能・遅延の恐れnewsミミ
2009年3月期の連結最終損益が60億円の赤字（前期は223億円の黒字）になりそうだと発表した。従来予想は165億円の黒字。マンション市況悪化による着工遅れなどで建築請負や用地販売が落ち込む。取引先の経営破綻による貸倒引当金や、投資有価証券評価損が増えて特別損失が膨らむことも響く。
3円を予定した普通株の配当を見送る。また、来期の役員報酬を12.5―30％減らす。今期の売上高は32％減の5080億円の見込み。従来予想を720億円下回る経営破綻した日綜地所とその子会社向けの工事債権など合計119億円に取り立て不能または遅延のおそれが生じたと発表。2008年４―12月期決算で貸倒引当金を計上する予定で、回収の可能性ついては「現在精査中」としている。09年３月期の業績予想は、今週12日に発表予定の08年４―12月期決算で開示する見通しnewsミミ