日本電技が反落、１７年３月期業績予想を上方修正も材料出尽くし

　日本電技<1723.T>が反落。２６日取引終了後、集計中の１７年３月期単独業績について、売上高が従来予想の２７５億円から２７６億５２００万円（前期比７．２％増）へ、営業利益が２９億円から２９億６００万円（同６．２％増）へ、最終利益が１９億８０００万円から２０億２２００万円（同１２．０％増）へ上振れ着地したようだと発表したが、この日は材料出尽くし感から売られている。売上高、営業利益はほど計画通りに推移したが、最終利益については税金費用が予想比で減少する見込みとなったためとしている。

　業績の上方修正を受けて、従来６８円を予定していた期末配当を２円増額して７０円にすると発表した。年間配当は７５円（上期実績５円）となり、前期実績６６円に対しては９円の増配となる予定だ。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）