明豊ファシリ、今期経常を一転6％増益に上方修正・2期ぶり最高益、配当も2.5円増額

　明豊ファシリティワークス <1717> [東証Ｓ] が2月6日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比36.8％増の7.3億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の8.6億円→9.2億円(前期は8.6億円)に6.4％上方修正し、一転して6.4％増益を見込み、一気に2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の4億円→4.5億円(前年同期は4.6億円)に13.7％増額し、減益率が12.8％減→0.9％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の29円→31.5円(前期は28円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常利益は前年同期比2.1倍の2.6億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の12.5％→21.3％に急上昇した。

株探ニュース