ホウスイ、今期経常を一転16％増益に上方修正

　ホウスイ <1352> が1月28日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比22.6％増の13.6億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の10億円→13.5億円(前期は11.6億円)に35.0％上方修正し、一転して16.1％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.4億円→5.9億円(前年同期は5.6億円)に2.5倍増額し、一転して5.2％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比18.3％増の6億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の2.1％→6.3％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　冷蔵倉庫事業において、巣籠需要の増加に伴う入庫量の増加により、保管料売上・荷役料売上が見込みを上回ったことや適正在庫の見直しなどにより作業効率が改善したこと。水産食材卸売部門において、主力のエビやカニの販売単価が上昇したことなどにより、売上高・利益が予想を上回ったことから当初の業績予想を修正いたします。