今期1株利益「50円以上」も
■今回の注目銘柄■
・シライ電子工業(6658)
電子機器には欠かせないプリント配線板のトータルメーカーのシライ電子工業(6658)に注目したい。
プリント配線板検査機事業や、数社にまたがって外注手配されていた業務をまとめて引き受け外注手配ロスを減らす開発支援サポートシステム「ねこの手」など新しい価値を創造している。
先に公表された9月中間期は、カーエレクトロニクス関連を中心に「予想以上の受注」があったことから、経常利益は従来予想の3億円から、41.7%増の4億2500万円と大幅な上方修正となった。
会社側は16年3月期通期について下期不透明として売上高300億円、経常利益7億円、1株利益39円の期初予想を変えていないが「保守的過ぎ」とみられ、中間期の上方修正からも利益上乗せは当然視され、来週14日(月)には会社四季報2016年・新春号が発売が予定されており、業績の見直しが一段と高まろう。
更に、PCB統合CAMシステムのトップメーカーであるダイナトロンのセミナーに協賛出展し、国内外のプリント配線板業界を取り巻く環境変化に柔軟に対応するための「関係強化」を図りはじめたという「注目すべき情報」が出て来たことも、非常に魅力的。
大手情報ベンダーによれば、通期の一株利益は50円以上になるという見方もあり、株価250円どころは安すぎとみる。今後の動向に注目したい。
本村
・シライ電子工業(6658)
電子機器には欠かせないプリント配線板のトータルメーカーのシライ電子工業(6658)に注目したい。
プリント配線板検査機事業や、数社にまたがって外注手配されていた業務をまとめて引き受け外注手配ロスを減らす開発支援サポートシステム「ねこの手」など新しい価値を創造している。
先に公表された9月中間期は、カーエレクトロニクス関連を中心に「予想以上の受注」があったことから、経常利益は従来予想の3億円から、41.7%増の4億2500万円と大幅な上方修正となった。
会社側は16年3月期通期について下期不透明として売上高300億円、経常利益7億円、1株利益39円の期初予想を変えていないが「保守的過ぎ」とみられ、中間期の上方修正からも利益上乗せは当然視され、来週14日(月)には会社四季報2016年・新春号が発売が予定されており、業績の見直しが一段と高まろう。
更に、PCB統合CAMシステムのトップメーカーであるダイナトロンのセミナーに協賛出展し、国内外のプリント配線板業界を取り巻く環境変化に柔軟に対応するための「関係強化」を図りはじめたという「注目すべき情報」が出て来たことも、非常に魅力的。
大手情報ベンダーによれば、通期の一株利益は50円以上になるという見方もあり、株価250円どころは安すぎとみる。今後の動向に注目したい。
本村