スタンレー電が1カ月ぶり2700円台回復、10月末急落時のマドを埋め切る
スタンレー電気<6923.T>が急反発、10月28日以来となる2700円台を回復した。10月29日に16年3月期の連結業績予想の下方修正を嫌気するかたちで急落した経緯があり、同社株にとってこの2700円台は急落前の因縁場ともいえる水準だ。ここ米投資ファンドなどの買い増し姿勢なども確認されるなか戻り足を加速させ、その時に開けた大きなマドを埋め切った。中国向け売上依存度が高いが、中国景気に対する先行き懸念がひと頃と比べ後退していることや、政府がエネルギーを多く消費する白熱灯と蛍光灯について、製造および輸入について2020年度をめどに実質的に禁止する方針が伝えられるなか、LED照明関連としてのテーマ性でも物色人気を集めている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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