エルナーが15年12月期業績予想を下方修正、プリント回路の製品需要減少など響く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/11/13 16:53
 エルナー<6972.T>がこの日の取引終了後、15年12月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の319億円から309億円(前期比2.0%減)へ、営業利益を12億円から7億5000万円(同65.0%増)へ、最終損益を1億円の黒字から8億円の赤字(前期5億6500万円の赤字)へ下方修正した。
 プリント回路事業の製品需要の減少や価格競争の激化、歩留まり改善などの遅れが響いたという。また、コンデンサー製品の取引に関する公正取引委員会による立入検査や、米国、中国などの当局による調査に対応するため、特別損失として弁護士報酬などを計上したことで最終損益の修正幅が大きくなったとしている。
 なお、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高235億3200万円(前年同期比0.8%減)、営業利益1億5800万円(同64.5%減)、最終損益10億5600万円の赤字(前年同期2億2300万円の赤字)だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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