大日塗料が急動意、営業利益増額修正が水準訂正高の引き金に

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/10/30 09:53
 大日本塗料<4611.T>が急動意。同社は29日取引終了後、16年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を755億円から780億円(前期比6.8%増)へ、営業利益を49億円から54億5000万円(同23.1%増)へ、最終利益を30億円から33億円(同19.7%増)へ増額した。塗料事業は構造物分野の出荷が順調に推移し売上高は期初予想を上回る。利益面でもナフサ価格の下落に伴う原料コストの低減に加え、高付加価値品の拡販や合理化努力で採算性が高まり、従来想定から上振れする見通し。元来、PER8倍前後と割安感が強く、株価は170円近辺で煮詰まりをみせていたこともあり、今回の増額修正が水準訂正高の引き金を引いた格好だ。

大日塗料の株価は9時47分現在183円(△14円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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