ＦＯＭＣに注目・・・・・

12月利上げ観測の行方次第・・・・

　昨日の海外市場では、米耐久財受注（輸送機器を除いた数字）や消費者信頼感指数が予想を下回る弱い数字となった為、ドル円は上値の重い展開を続けました。

　一方、ＦＯＭＣが始まり、2日目の結果発表を待ちたいとして、積極的な売買を仕掛ける向きは無く、ＮＹ時間午後には、方向感に欠ける揉み合いに終始しました。

　本日の東京時間は、日本株は反発したものの、上海株は小幅安となる中、ドル円も神経質な展開が続いており、そんな中、やや上値の重さが意識されている感があります。

　今夜は、重要な米経済指標の発表は無く、ＦＯＭＣ声明文が12月の利上げ観測を強める様なものとなるかどうかが焦点となります。

　海外経済への懸念が弱まっていれば、ドル買いとなる可能性はあるものの、「雇用の幾らかの更なる改善」との文言が残り、インフレの下振れ圧力の指摘も残れば、逆に、ドル下落する可能性もあります。