アツギが後場上げ幅を拡大、自社株買いと消却を発表

　アツギ<3529.T>が後場上げ幅を拡大している。午後１時ごろに自社株買いと消却を発表しており、需給改善への期待感から買いが入っている。自社株買いは上限を４００万株（発行済み株式数の２．３７％）、５億円としており、取得期間は１０月２６日から来年１月２０日まで。一方の自社株消却は、１５００万株（消却前発行済み株式数の７．９７％）を１０月３０日付で消却するとしている。
　同時に発表した第２四半期累計（４～９月）連結決算は、売上高１１５億１８００万円（前年同期比横ばい）、営業利益１億６８００万円（同３７．９％増）、純利益２億９９００万円（同８．４％減）だった。なお、１６年３月期通期業績予想は、売上高２４１億円（前期比２．８％増）、営業利益５億円（同２．４倍）、純利益５億円（同２６．３％減）の従来予想を据え置いている。

アツギの株価は１３時３８分現在１１８円（△４円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）