アクロデアが大幅続落、発行可能株数引き上げで将来的な需給悪化を警戒

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/10/21 10:53
 アクロディア<3823.T>が大幅続落している。20日の取引終了後、定款の一部変更を発表しており、発行可能株式総数を従来の1900万株から5700万株に引き上げたことが嫌気されている。変更理由として、「株式の流動性の向上及び将来の機動的な資金調達を可能とするため」としているが、新株の発行などで将来的に一株利益の希薄化や需給悪化への警戒感が強まっているようだ。
 同時に、減資についても発表しており、来年1月6日付で資本金31億7406万7341円のうち30億7406万7341円を減らすほか、資本準備金30億3826万7338円のうち29億2000万2947円を減らし、それぞれ繰越利益剰余金に振り替え欠損補填を行うとしている。早期に財務体質の健全化を図り、機動的かつ柔軟な資本政策を実現することを目的としている。なお、定款の一部変更と減資については、11月26日開催予定の株主総会に付議される。

アクロディアの株価は10時45分現在511円(▼39円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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