日東化工が急騰、固定費削減が計画上回り９月中間期営業利益は上振れで着地

　日東化工<5104.T>が急騰。１９日の取引終了後、集計中の第２四半期累計（４～９月）単独業績について、売上高を従来予想の４６億円から４５億３７００万円（前年同期比１２．１％減）へ下方修正した一方、営業利益を同２０００万円から８４００万円（前年同期６２００万円の赤字）へ、最終損益を同収支均衡から４９００万円の黒字（同８０００万円の赤字）へ上方修正したことが好感されている。
　売上高は概ね予想通りとなったが、固定費の削減が当初計画を上回ったことが要因としている。なお、１６年３月期通期業績予想については、市場動向が先行き不透明であり、現在検討している構造改革の影響などについて精査中であるため、確定次第公表するとしている。

日東化工の株価は９時３３分現在１０９円（△２０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）