ギャップアップスタートも需給悪化で小幅安を予想
先週の日本株の動きを見ると、先週は先々週の急騰から若干の反落となりました。先週指摘しましたが、マクレランオシレーターはほぼ上限であり、信用評価損益率も買い方の損益がようやく売り方に追いつくところ(両者の差が0に)に来ていましたので、調整必至の段階でした。
ただ、加熱していたマクレランオシレーターは先週に幾分冷却されました。信用評価損益率は、売り方・買い方ともに-10%で並び、このあと久しぶりに買い方が逆転できるかという節目どころに来ています。両者の並んだところはこれまでも売り買い揉み合う状態をしばらく続け、そのあとにどちらの方向に行くかが重要となってきます。
セクター別に見ると保険、その他金融、不動産、証券というところが業種別騰落の上位に入り、再び10月末の日銀金融政策決定会合が意識されてきた様子もあります。
一方、需給的な材料を見ると、かんぽ生命とゆうちょ銀行の売り出し価格決定が19日(月)に予定されており、20日(火)からは申込期間が始まります。かんぽ生命とゆうちょ銀行、その後に売り出し価格決定を控えている日本郵政の購入資金調達のための換金売りが出やすくなる時期でもあります。
先週の米国株市場が高く終了し、為替も円安に振れているだけに、今週の日本株は高いところから始まりそうです。そしてその後、もみ合い、前述の需給悪化などで、週の始まりよりは、小幅安で週を終えると予想します。
ただ、加熱していたマクレランオシレーターは先週に幾分冷却されました。信用評価損益率は、売り方・買い方ともに-10%で並び、このあと久しぶりに買い方が逆転できるかという節目どころに来ています。両者の並んだところはこれまでも売り買い揉み合う状態をしばらく続け、そのあとにどちらの方向に行くかが重要となってきます。
セクター別に見ると保険、その他金融、不動産、証券というところが業種別騰落の上位に入り、再び10月末の日銀金融政策決定会合が意識されてきた様子もあります。
一方、需給的な材料を見ると、かんぽ生命とゆうちょ銀行の売り出し価格決定が19日(月)に予定されており、20日(火)からは申込期間が始まります。かんぽ生命とゆうちょ銀行、その後に売り出し価格決定を控えている日本郵政の購入資金調達のための換金売りが出やすくなる時期でもあります。
先週の米国株市場が高く終了し、為替も円安に振れているだけに、今週の日本株は高いところから始まりそうです。そしてその後、もみ合い、前述の需給悪化などで、週の始まりよりは、小幅安で週を終えると予想します。