田辺三菱は売り一巡後戻す、米リジェネロン社とファシヌマブで協業契約を締結

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/10/02 09:59
 田辺三菱製薬<4508.T>は一時前日比33円安の2094円まで売られた後に値を戻す動き。同社はこの日、午前8時にリジェネロン社(米国ニューヨーク)との間で、ファシヌマブ(開発コード、REGN475) に関する協業契約を締結ししたことを発表した。ファシヌマブは、疼痛発生時に分泌されるNGF(Nerve Growth Factor)と結合し、NGFの作用を阻害することにより、疼痛を緩和させる抗体。リジェネロン社が米国で実施した変形性関節症に関するフェーズ2試験では、中等度から重度の疼痛を早期に緩和することが確認され、直近では、フェーズ2b/3の臨床試験を開始している。今回の協業により、同社は日本、韓国および中国を除くアジアにおけるファシヌマブの独占的開発・販売権を取得。今後、変形性関節症、慢性腰痛を適応症として国内で開発を進めていく。

田辺三菱の株価は9時50分現在2122円(▼5円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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