藤森工業が反落、血栓形成能の観測・解析装置を10月に発売も反応限定的

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/09/24 09:32
 藤森工業<7917.T>が反落。18日の取引終了後、世界で初めて血流条件下で血栓形成能を観測・測定する研究用装置「T-TAS plus」を10月1日、日本・米国・欧州で発売するとしたが、市場の反応は限定的のようだ
 「T-TAS plus」は、従来の血栓止血分野の検査装置は測定原理が異なり、血管を模した専用のマイクロチップ内の流路に血流を流し、血栓の成長速度や安定性を圧力波形と圧力指標によって定量評価するシステム。また、マイクロチップ内の白色血栓の成長や性状はビデオカメラでリアルタイムで視覚的に観察することができるほか、画像解析ソフトで血栓量を定量化することも可能としている。なお、既に共同開発している国内外の研究機関からは同装置を用いた学術論文なども出されており、有効性についての評価も得ているという。

藤森工業の株価は9時28分現在3035円(▼85円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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