外国人の利用者増を狙って空港や駅へ進出
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*9月17日追記
16日に発表された1~8月の訪日外国人客数は、前年比49%増の1287万人高水準を維持していることがわかりました。
株安や人民元の切り下げなどで中国人観光客動向が注目されていましたが、前年比2.3倍の59.1万と、単月としては過去最高を更新しました。
10月1日からは中国の国慶節で大型連休となるため、インバウンド関連としても注目度が高まりそうです。
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■注目銘柄
┗セブン銀行(8410)
セブン-イレブンの店舗を中心に、全国に約21,000台のATM(現金自動預け払い機)を保有。提携先の金融機関から受け取る利用手数料が収益源で、同社の収入の9割を占めます。
従来の銀行ATMとは異なり、同行の端末はコンビニの店舗内にあるため、24時間365日いつでも利用が可能です。
また、海外で発行されたカードにも対応しており、訪日外国人が手持ちのクレジットカードを使って日本円を引き出すことが可能です。
観光庁が訪日外国人を対象にしたアンケート調査で、旅行中に最も困ったことの第3位が「両替やクレジットカードの利用」に関するものでした。
日本は海外の観光地に比べて両替店が少なく、また、海外カードに対応したATMはセブン銀行とゆうちょ銀行など一部に限られます。
今年上半期に日本を訪れた訪日外国人は、前年比46%のハイペースで増加しています。特に中国からの訪日客が前年比2.1倍と大幅に増えていますが、中国人ならだれでも持っている「銀聯(ギンレン)カード」を使って現金を引き出せるのがポイントです。
セブン銀行では、訪日外国人の利用者増加を狙って、目のつきやすい空港や駅などグループ外への設置を積極的に推進しています。
16年3月期の業績は、5期連続で最高益を更新する見通しです。株価は地合いの悪化に伴い一時500円を割り込むまで売られましたが、4月の高値から25%ほど下落し、売られすぎ感も出てきています。
16日(水)には8月の訪日旅行客数が発表されます。インバウンド関連として、見直し買いが期待できそうです。
小野山 功
*9月17日追記
16日に発表された1~8月の訪日外国人客数は、前年比49%増の1287万人高水準を維持していることがわかりました。
株安や人民元の切り下げなどで中国人観光客動向が注目されていましたが、前年比2.3倍の59.1万と、単月としては過去最高を更新しました。
10月1日からは中国の国慶節で大型連休となるため、インバウンド関連としても注目度が高まりそうです。
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■注目銘柄
┗セブン銀行(8410)
セブン-イレブンの店舗を中心に、全国に約21,000台のATM(現金自動預け払い機)を保有。提携先の金融機関から受け取る利用手数料が収益源で、同社の収入の9割を占めます。
従来の銀行ATMとは異なり、同行の端末はコンビニの店舗内にあるため、24時間365日いつでも利用が可能です。
また、海外で発行されたカードにも対応しており、訪日外国人が手持ちのクレジットカードを使って日本円を引き出すことが可能です。
観光庁が訪日外国人を対象にしたアンケート調査で、旅行中に最も困ったことの第3位が「両替やクレジットカードの利用」に関するものでした。
日本は海外の観光地に比べて両替店が少なく、また、海外カードに対応したATMはセブン銀行とゆうちょ銀行など一部に限られます。
今年上半期に日本を訪れた訪日外国人は、前年比46%のハイペースで増加しています。特に中国からの訪日客が前年比2.1倍と大幅に増えていますが、中国人ならだれでも持っている「銀聯(ギンレン)カード」を使って現金を引き出せるのがポイントです。
セブン銀行では、訪日外国人の利用者増加を狙って、目のつきやすい空港や駅などグループ外への設置を積極的に推進しています。
16年3月期の業績は、5期連続で最高益を更新する見通しです。株価は地合いの悪化に伴い一時500円を割り込むまで売られましたが、4月の高値から25%ほど下落し、売られすぎ感も出てきています。
16日(水)には8月の訪日旅行客数が発表されます。インバウンド関連として、見直し買いが期待できそうです。
小野山 功