一工薬が大幅反発、三菱鉛筆と共同でCNFを世界で初めて実用化させたボールペン開発

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/09/08 12:50
 第一工業製薬<4461.T>が大幅反発し、一時ストップ高の407円まで買われる場面があった。この日の午前中、三菱鉛筆<7976.T>が同社との共同開発で、植物由来の次世代素材として注目される「セルロースナノファイバー」(CNF)を新規ゲルインクボールペン「ユニボール シグノUMN-307」のインクに増粘剤として採用し、世界で初めて実用化させたと発表しており、これを好感した買いが入っている。
 今回採用した増粘剤は、セルロースナノファイバーの中でも繊維が細いグレードの「セルロースシングルナノファイバー」(製品名「レオクリスタ」)。これをインクに配合することで、速書きや左書きなど様々な筆記状況においても適切に粘度が変化し、筆記描線がカスれにくい、ボテにくいといった安定した筆記描線と、低粘度インクのなめらかな筆記感が得られるとしている。

一工薬の株価は12時45分現在346円(△16円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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