元気寿司が新安値、英・豪・カンボジアの現地企業とのＦＣ契約も売りに押される

　元気寿司＜9828.T＞が５日続落、一時前週末比８９円安の２２５１円まで売られ年初来安値を更新した。同社は２１日の取引終了後、英国・オーストラリア・カンボジア各国の現地企業とフランチャイズ契約を締結したことを発表したが、全般の悪地合いで売りに押される展開。
　今回の契約により、各国とも現地企業が回転寿司レストランチェーンの運営を行う新会社を設立し店舗展開を行っていく。同社は１９９３年から米国ハワイに直営子会社による海外第１号店を出店し、米国内において、ハワイ、ワシントン、カリフォルニアに計１７店舗を展開。また、１９９４年からフランチャイズ方式による展開を進めており、アジア地域で６つの国と地域に１２１店舗のフランチャイズを展開、米国子会社を含めた海外店舗数は、合計１３８店舗（１５年７月３１日現在）となっている。 今回、フランチャイズ契約を締結した各国とも未出店地域であり、それぞれのフランチャイズ地域内におけるチェーン展開を早期に軌道に乗せていく。

元気寿司の株価は１２時５８分現在２２６２円（▼７８円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）